シロアリとウッドデッキ
シロアリ対策の観点から考えると、ウッドデッキはどうなのでしょうか。
シロアリは太陽光と乾燥を嫌い、太陽光の下では数時間で死んでしまうほどとても弱い生き物です。
そのため、できるだけ湿気があって太陽光が当たらないところがシロアリにとって住み心地の良い空間になります。
そのため、雨の日が多く湿気が高い地域や、普段日光が当たらない庭などに設置してあるウッドデッキはシロアリの恰好の住処になるリスクがあります。
どのように侵入をしてくるのかと言いますと、ウッドデッキを支えている柱が木製でそれが地面に接していると、地中の巣からシロアリがその柱をから上ってきます。
ソフトウッドであればすぐに食い破られてボロボロになってしまいます。
ではどのような対策があるのかと言いますと、ウッドデッキは天然木ではなく樹脂木の材質にすることです。
樹脂木はプラスチックと木紛が混ざっている材質であり、シロアリがかじることはあっても完全に食い荒らされることはまずありません。
もしも今天然木のウッドデッキがシロアリ被害に遭ってしまっているご家庭は、次回は樹脂木の材質を選んでみることをおススメします。